ADK-26E 奇形児 "嫌悪" EP

ADK-26E
奇形児 "嫌悪" EP
 "奇形児"は飯を喉に詰まらせた時に飲む水の様な、そんな音楽ではない。むしろ救いや共有にうすら笑いを浮かべる程かもしれない。ありとあらゆる理不尽な調和と対峙し、襲われる虚無感。内へ向う自虐、恥辱、醜悪。そんな中にさえ、他者に緊張と興奮を与えるバンド。それを再認識させながら、更なる衝撃を放つ本作。美しい旋律に誘われると同時に全てを切り刻まれる。まるで獣の私的制裁の様に。(MICHIAKI/terribilis,ex.THE LAST SURVIVORS)
 1983年の1stソノシートと事実上2ndとなる1st EP "PLASTIC SCANDAL"の再発、そしてこの新作の三作品連続リリース。結成が1982年という事なので、もはや30年のキャリアを持つ奇形児。彼らに「大切な物」 があるとすれば、彼らはその「大切な物」を、30年経った今も何一つ失っていない。絶妙なミックスが施されたサウンドは勿論、ジャケットのアートワークを含めた"奇形児"の世界。聞き手の事を考え、CD付きという限定1000枚のスペシャルフォーマットで、自ら看板バンドを務めていたADKからのリリースという、これもまた結成30周年のスペシャルなリリースなのだ!!!

収録曲
嫌悪
孤独の円舞曲(ワルツ)

発売元 ADKレコード
販売元 MCR COMPANY
販売価格 1,100円(本体1,000円、税100円)
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